土曜(5/30)は、午前中に映画「あん」を観た後、
中條文化振興財団内の「美藻庵・晴松亭」で
行われたお茶会演劇「珠光の庵(いおり)」を観る。

京都を拠点にプロとして活動を展開する
「劇団衛星」(蓮行代表)による、
演劇と茶道を融合させたという一風変わった
オリジナル舞台。

茶道裏千家お家元のご支援を受け、
2004年夏に京都・誓願寺にて初演を迎え、
以降全国各地で上演をしているそう。
正方形のお茶室の三方を囲むようにして
客が座り、茶室の真ん中でお芝居が
繰り広げられる。

キャラの濃い一休さんが、客席をいじりつつ
茶室での芝居という芝居が茶室で行われ、
リアルと虚構が融合されていく、
不思議な感覚。

和装のお茶の世界の方々が多かったのか、
この不思議な空気の芝居をどう受け止めるのか
戸惑われているのが伝わってきた。
役者と客の距離感がこんなに近いのに、
隔たり感がある感じ。

それでも役者の上手さで徐々に
役者のペースにと巻き込まれていく。

座禅を組んだり、お抹茶とお菓子もいただき、
芝居の中に取り込まれていった。

正に虚構とリアル、過去と現在が入り乱れ、
一つに交わっていく感じ。

おもしろい試みであり、またも演劇の多様性を
知ることができた。

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