3/11
日韓共同事業演劇公演
サンポートホールにて
演戯団コリペによる
「魚の帰郷」観た。

韓国の劇団で、
韓国人の俳優さん。
セリフも韓国語。
字幕を見ながら…というのは初めてで。
若干、字を目で追うことが
多くなったけれど
心配していた程でもなかった。

お話は…
朝鮮の九龍浦に流れ着いた日本人
香川県の漁師2人やその子孫。
そして その土地の人たちとの交流。

違う国の人間が共に
色々な事を乗り越えていく中で
生まれた繋がりがあった。
劇中には歌や踊りも。
それぞれの文化が見られた。

日本の男性、朝鮮の女性
結婚式を挙げていた2人が
その時代の状況によって
引き離され、生き別れに。
他にも 多くの人が巻き込まれ…。

どうだろう。
自分の住み慣れた地を
追われるとしたら。
○○人というだけで
何の縁もない地へ
行かねばならなくなったら。

歴史の中で
国や民族の大きな動きが
一人一人を幸せに
できるとは限らない。

どこにも属せない少数派
…というような、そんな人達が
いつも必ずいるのだと思った。

パンフレットには
時代背景も書かれていた。
舞台を観た後は
ただの事実の羅列ではなく、
その中に翻弄されていた
色々な人のことを想像した。

…………………

舞台の後には
俳優さんたちと
記念撮影の時間あり!

アフタートークでは
演出のイ・ユンテクさんと
平田オリザさんのお話が。

事実が元になっていること、
舞台になるまでのいきさつ等
聞くことができた。
会場からの質問にも答えてくれた。

そしてなんと
客席には
劇中の日本人と同じように
昔 韓国から日本に来た人の
子孫にあたる方が。

香川県の
小田という地域には
韓国と そんな繋がりがあるらしい。
身近にそういう人や地域があるとは。

まだまだ自分の知らないことは
たくさんある。
昔のことを知り、
一人一人の思いを知り、
これからのことを
考えたいと思った。

劇中にも、
イ・ユンテクさんの話の中にも
度々出てきた 境界 という言葉。

今の難しい状勢を考える時
そんな境界を越えて
お互いに何か出来ることは
ないだろうか。

そのひとつとしての
演劇の力を考えさせられた。

…………………
公演は

今日 3/12(19:00~)まで。
NHKのお昼のニュースでも
様子が紹介されていた!