映画の日、2本目は「幕が上がる」。
女子高校生の文化部青春ドラマ。

実際に撮影に入る前に原作の平田オリザの
ワークショップを受けたり、
オリザさんの演出を学んだというだけあって、
演劇少女たちのドラマになっていた。

共学高校なのに、男子とのからみは全くなく、
他の部との接触もほぼ無く、
演劇部のメインキャストのみに
絞った青春群像劇。

でも、部長である演出家の女子を主人公に
しているのでとても客観的に描かれていた。

生の演劇のおもしろさを映画を通して伝えるのは
とても難しいが、演劇の可能性がとても感じられる。

演劇とは何かとか、演劇の苦悩や葛藤は少なかったが、
きらきら輝く少女たちが、より輝いて見えるような
演出で、成長物語として、あたたかく観られた。

演劇部員が自分たちのエピソードを
重ねて構成していく「肖像画」という
公演は、ちょうど私たちが「演劇どっとこむ」で
ワークショップをし「高松なう」の舞台に向け、
エピソードをつなげていった過程と
重なった。

スポーツのように勝ち負けがはっきりしていない
文化部のコンクールにかける想いと
ダメだった時の悔しさは身に染みているから、
とても共感できたし、書けない時の苦しみと
書いたものを評価された時の嬉しさが
一番自分とかぶり、しみじみと胸に響いた。

いくつになっても表現することを
あきらめらきれないオトナたちにもきっと
元気がもらえるだろう。

【写真①】
ポスター

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【写真②】
「PICT-UP」93号は「幕が上がる」特集。
表紙はももクロ。裏は本広監督とオリザさん。

「演劇へようこそ」のコーナーでは、
小劇場案内や「小劇場t×映像カルチャー年代記」が
興味深い。

ちょうど、私が東京で芝居を始めた頃の
年代に多くの劇団が出来、
東京では毎日のように小劇場で公演があった。
私も芝居漬けの毎日で演劇人だったなあ。

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【写真③】
「日経エンタティメント」3月号も
ももクロ特集。
「キラメキ青春映画の系譜」や
「アイドル&女優が輝く映画・ドラマベスト50」も
懐かしい。

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